アニマ  コンコルディア

 
 
「アニマ=魂」
「コンコルディア=調和、和合」
バロックヴァイオリニスト、ポール エレラと
戸田 薫により結成されたこのユニットは
ヴァイオリン作品の宝庫である18世紀、バロック時代に
焦点をあてる。
ポールとかおりは、1993年オランダの
デン・ハーグ王立音楽院にて同門下生として出会う。
それ以後今日まで、ヨーロッパ、アメリカ合衆国、南アメリカ、日本の各地に渡り演奏活動を共にしてきた。
日本では2014年、ヴェネズエラ大使館の招聘により
皇后陛下の御前にて演奏している。
アニマコンコルディアがリリースした
J.M.ルクレール作曲「2本のヴァイオリンのためのソナタ集」全集(Op.3とOp.12)は
世界でも初の全集リリース。世界各国で高い評価を得ている。
これまでに、クイケン兄弟、J.E.ガーディナー、アンドレアス・ショル、ラ・プティットバンド、
ヨーロピアンユニオン・バロックオーケストラ、コレジウム・ヴォカーレ、バッハコレギウムジャパン、ミヒャエルシュタイン・テレマン室内オーケストラ、J.V.インマゼール、リチェルカーレコンソートなどとの演奏歴を持つこの二人はまた、プライベートにおいても歩みを共にしており、
「あ・うん」の呼吸で繰り広げられる彼らの「対話」と「調和」のパフォーマンスは、
このユニットの持ち味として聴衆に好まれている。
近年では、後進の育成にも力を入れており、
桐朋学園大学、東京芸術大学での教授をはじめ、多くの音楽祭や講座にも積極的に参加している。
日本在住。自然に根ざす有機的な暮らしを目指し、菜園や鶏たちに囲まれ生活している。